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一冊のホテル聖書へと導いた神様の道

2016.04.19

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 牧師シャーン・ウィルバーンとジョアニータ夫人

1970年代のある寒い、寂しい夜、一人の若いホテル役員が首都ワシントンへ向けて車を走らせていました。昇進と、将来の花嫁との恋の真只中にいる、シャーン・ウィルバーンには欠けているものなど何もないと、人は思うかもしれません。しかし心の奥底では、シャーンは何かが足りないと感じていました。その夜彼は、「もし私が死んだら、一体どこへ行くのだろうか?」と考え始めました。

キンボルトン(ヴァージニア州)の田舎で育った彼は、両親と教会に行って成長しました。日曜学校や、大人の礼拝、教会のアイスクリームの集いにいつも出席しました。責任を果たすことや、懸命に働くといった彼の重要な価値観は、両親譲りでした。1966年の夏に、最初の仕事としてリゾート地での皿洗いを始めました。学校に通うかたわら、夏が来るたびに皿洗いを続けました。大学の卒業と同時に、彼はホテルの運営に関わる仕事に就き、巨大ホテルの資産を販売するマネージャーへとすぐに昇進しました。出世街道をまっしぐらの彼は、教会のことなどすっかり忘れてしまっていました。しかし、成功した経歴と美しいフィアンセを前にした時、自分の人生がいかに幸せで恵まれていたのかに気付いたのです。彼は、教会に戻ることによって“幸運のバランスをとる”義務があると感じ始めました。そして、聖書も学び始めたのです。

彼の人生においてこの時期は、「自分の人生の次には何が待っているのか」という疑問に向き合う時だったのです。首都ワシントンへ出張のために自動車を運転をしている間中、「もし、死んだら、自分は一体どうなってしまうのだろうか」という疑問が心の中をグルグルと巡り続けたのです。「答えは明らかでした、そして、今まで感じたことのないものでした」とシャーンは言います。

「生まれて初めて、まるで私の魂が神聖な神の前に裸で横たわっているように、私は感じたのです。」

首都に近づいたとき、雨は降り注いでいました。そして、シャーンは神様に自分の心を注ぎ出したのです。

「私は、祈ることで沢山の求めが神に聞かれるという確信を思い出しました。自分の罪を泣いて悲しみ、人生の悩みを神に注ぎ出した後で、自分が空っぽになったように感じました。そして確かに神が聞いてくださっているという確証を得ました。」

シャーンは、ホテルに到着しました。彼は確信していました。ホテルのナイトテーブルの引き出しの中にギデオンが備えつけた聖書があるはずだと。しかし驚いたことに、そこにはなかったのです。

「ほぼ800もあるホテルの部屋の中で、その部屋は聖書を失ってしまった神なき部屋だということに私は気づきました。」

彼はフロントデスクに電話をし、この部屋に聖書がないことを知らせました。間もなく、ボーイ長は、ギデオンの聖書を手にして、彼の部屋にやって来ました。

「自分の罪という重荷を背負う今は、神様を知らなかった以前とは違って、神様を知る必要がありました。私は聖書のページを開き、ヨハネ14:6『イエスは彼に言われた。<わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。>』を読みました。」

その夜、他の聖句も同じようにして読みました。そして、自分の魂が救われたことによって、どんな責任を持つべきかを正に決断しようとしました。

何か価値あるものは、それを得るために懸命に働くことによってのみ獲得できる、ということを彼は学んで成長しました。神様の救いの計画はシャーンが成し遂げられると言うよりはむしろ、イエス・キリストが既に十字架の上で成し遂げて下さったことに基づいているのだということを発見したのです。

「私がなすべき何かがあるということを見つける事は出来ませんでした。ただ自分に出来るのは、イエス様が永遠の命を与えて下さるために、私の罪の為に死んで葬られ、三日目に甦えられたことを受け入れ、この方を信じるということだけでした。」

そこでホテルの部屋でシャーンは跪き、イエス・キリストを彼の人生の主、救い主であることを信じました。

「あたかも私から重荷が取り去られたようで、主にある平安を感じました。」

家に戻った時、自分の人生を変える決断をしたことを彼の両親、友人達、そして婚約者のジョアニータに伝えました。幾月かが過ぎて、彼は神様と共に歩む中で成長しました。その春、二人は結婚し、主の導きの中で成長し続けました。

ノース・キャロライナ州のウィンストンセーラムにあるピエモンテ聖書カレッジに通うためシャーンは転職をし、仕事のバランスを取ることができるようになりました。それから、扉が開かれ始め、いくつかの教会でパートタイムで牧師をするようになりました。神のタイミングは、常により大きな計画の為に用いるために開かれます。彼の故郷に戻って20人に満たない小さな会衆の集まるリヴァーヴュー・バプテスト教会の扉が開かれました。シャーンの最初の説教が終わるとその教会の牧師は健康の理由で引退しました。会衆は牧師を必要としており、シャーンに牧師になってくれるようにと申し出ました。そして彼は受け入れました。それは、1980年10月のことでした。

35年以上経て、シャーン牧師とジョアニータ夫人は、まだリヴァーヴューで仕えています。その教会は1,100人以上の人々が集う教会に成長しました。そして、国際ギデオン協会の会員も大勢おります。

福音を宣べ伝え、人々がイエス・キリストを救い主として知るのを助けるため、いかに神様がウィルバーン牧師を通して働いてくださっていることでしょうか。主の聖名を讃美します。

「考えてみると、それはホテルの部屋のギデオン聖書から始まりました」と、ウィルバーン牧師は語られました。

国際ギデオン協会 2016年4月8日

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