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マイケル・キャット牧師へ インタビュー

2016.03.17

 

シャーウッド・バプテスト教会

マイケル・キャット牧師へ インタビュー

2016年2月25日 国際本部から

catt pastor

●どうして、ジョージアの小さな町の一人の牧師が多くの映画のエグゼクティブ・プロデューサーを務めることになったのですか?

それは、オールバニーのシャーウッド・バプテスト教会の牧師マイケル・キャット師に向けた、私たちのたった一つの質問でした。彼は、いくつかの大ヒットしたキリスト教映画のエグゼクティブ・プロデューサーでもあります。(例えば『Facing the Giants』、 『Fireproof』、『Courageous』、『Woodlawn』)

我々の最近のインタビューからの彼のコメントをご覧ください。

●あなたは、説教をするために召されたといつ感じましたか?

大学で、私は、若い牧師が説教者として招かれている教会の礼拝に出席しました。礼拝の後、私は彼に近づき「私は、宣教の働きに神様から召されていると信じています」と言いました。するとその教会の牧師がそれを聞き、間髪を入れずに 「すごい! あなたは2週間後、私の教会で説教をしています。」 2週間後、私はその教会に戻り、初めて説教をしていました。説教題は「イエスに仕えるためのコストを数えること」。

●どうやって、シャーウッド・バプテスト教会はコカ・コーラ社ビン詰め工場の中で宣教に乗り出したのですか?

coka-cola

ジョージア州オールバニーのコカ・コーラ社ビン詰め工場の所有であった約1667坪(5500㎡)の敷地で、シャーウッド・バプテスト教会は現在多くの宣教プログラムを進めています。

2010年に、ジム・マクブライド、シャーウッド・バプテスト教会主任牧師、から電話がかかってきた時、私は車の運転中でした。彼は、オールバニーのコカ・コーラ社ビン詰め工場の経営陣も勤めていました。約1667坪のその工場を教会が利用することができるだけでなく、所有者が教会に寄付する可能性があることを知らせてきたのです。「シャーウッド・バプテスト教会がその工場をどのように使うつもりなのか」という事業計画をこれから24時間の内に提出することが出来れば、その所有者はその工場を教会に寄付する、と、彼は電話で言ったのです。そして私たちはやりました! それから24時間以内にシャーウッド・バプテスト教会はその資産の所有の権利を与えられたのです。

私たちは現在それを多くのプログラムを通じて地元のコミュニティを牧会するために利用しています。「The Flywheel Ministry」 はシニアの人々やシングルマザーに自動車点検サービスの仕事を提供します。「The Dreyline Ministry」は、ホームレスの方々に食事のお世話をしています。私たちも地元や全国の伝道を援助するためにその場所を使っています。

●あなたはどのようにして複数の映画のエグゼキュティブ・プロデューサーを務めることになりましたか?

2002年のスタッフ修養会でのことです。私は、メディア伝道牧師アレックス・ケンドリック師に、将来どのように神様に仕えたいのか、尋ねました。「キリスト教の映画を製作していたいです、しかし、教会でどのように取り組むことができて、そうすることができるかわからないのです」と、彼は言いました。

神様に栄光を帰す答えを求めたいならば、静聴のときをもつことを望むべきで、この時こそ、その時でした。

それで、私は言いました。「何故なの? 私に脚本と予算をください。それから、神様の御心がその中にあるかどうか見ましょう。」 それで、アレックス、彼の兄弟スティーブン、私たちの教会の主任牧師と私は、「シャーウッド映画会社」を作りました。私たちは「Flywheel」をプロデュースするため、小さな予算で長編映画を製作するために、資金を集めました。それは、当初、シャーウッド・バプテスト教会のためのイースター伝道ビデオにしようと思っていました。

●何か他のミニストリーのリーダーへアドバイスはありますか?

もし伝道する人々がおちいる罠があるとするなら、それは人の恐れです。彼らは、神を信頼して彼らの召命と伝道を委ねる気がありません、もし人々が彼らのしていることを好まなかったらどうなるだろうという恐怖から行動してしまうのです。神様は、私たちを、人々が喜ぶことをするために召したのではありません。私たちは神様が喜んでくださる、ということだけが必要なのです。

恐れは、敵の手先の1つです。恐れから動いているならば、我々は信仰から動いていません。いつかあなたの恐れと信仰は、衝突します。「私は恐れに束縛されるつもりか? 神様が私を召して行わせようとしていることを行っていることを知りつつ自由の中を歩むつもりか?」 と。あなたは決断しなければなりません。

●どうしてあなたは国際ギデオン協会のパートナーになったのですか?

私は、ギデオン会員が奉仕した教会で育ちました。そして、私たちの教会の役員のおよそ3分の1は、ギデオン会員です。私は、常にギデオン会員が、み言葉への愛と神様への愛のために自身の時間を捧げていることに敬意をもっています。

特に今日のような世情において、「多くの場所に聖書を置くことができないと言われているので、ちょっとやめましょう」とギデオンが言うことは簡単なことでしょう。しかしギデオン会員たちはその奉仕にとどまりました。オールバニーでは、単純に支部でギデオン会員たちが神様に祈ったので、彼らが長い間してきたところにただ戻っただけなのです。彼らは、神様にドアを開けて下さるよう頼みました。彼らは関係を深め、生産的な会合を開きました。彼らは、抗議しませんでした。彼らは「反対」と彼らに言った人々を愛しました。それらの人々の何人かは心を変え、そして、ドアは開かれました。

 

国際ギデオン協会は、キャット牧師とシャーウッド・バプテスト教会に、私たちのミニストリーに協力を頂いていることに感謝します。

キャット牧師は2016年7月にインディアナ州インディアナポリスで開催される国際ギデオン協会国際大会でのゲストスピーカーを務めて下さる予定です。

私たちは、シャーウッド・バプテスト教会でキャット牧師と彼の妻であるテリー姉、ならびに他のリーダーと会衆を通して如何に神様が働いてくださっているかを覚えて神様を賛美します。

神様が 彼らにみ手を置かれ、その歩みと伝道をさらに祝福してくださるようにお祈りください。

 

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☆映画解説

映画翻訳者 元ワーナー・ブラザース映画 製作室長

日本国際ギデオン協会 東京足立支部 小川政弘

 

『フェイシング・ザ・ジャイアント』(原題: Facing the Giants)

2006年アメリカ映画。アレックス・ケンドリックによって作られた、キリスト教系ヒューマンドラマ第2弾(第1弾FLYWHEELは日本ではビデオでも未公開)である。出演者はシャーウッド・バプテスト教会のボランティアで成り立っており、負けてばかりの高校のアメリカン・フットボールチームが、敬虔なクリスチャンの主人公が監督になることによって、出来の悪い生徒たちを忍耐と愛を持って育て上げ、ついに地区大会で優勝するまでを感動的に描いている。日本では劇場公開されずビデオスルー(ビデオ単独発売)になった。

 

『ファイアー・ストーム』(原題:Fireproof)

2008年のアメリカ映画。人気牧師アレックス・ケンドリックが監督を務める宗教ドラマの第3弾。仕事では危険と隣り合わせの火災現場で辣腕を振るう一方、私生活では夫婦関係に悩む消防士が、かつての夫婦愛を取り戻そうともがく姿を描いたヒューマン・ストーリー。消防士として日々体を張って勇敢に炎に立ち向かい、仲間の窮地も救ってきたケイレブ。そんな消防士のかがみと言える彼も、プライベートでは自分中心で、共働きをしながら夫を支えてきた妻キャサリンのことを意に介さず、いつしか夫婦関係は冷え切り、深い溝を埋められないまま離婚の危機を迎えていた。そんなある日、彼は敬虔なクリスチャン夫婦である父から“The Love Dare 決断する愛”という日記のような物を受け取る。そこには40日間にわたって相手に一方的に示し続ける様々な愛の表現が記されていた。まずこれを実行してから離婚のことは考えよというのだ。それを元に、キャサリンとの関係を修復しようと試行錯誤していくケイレブだが…。同じく日本では劇場公開されずビデオスルー。

 

『ファーザーズ』(原題:Courageous)

2011年のアメリカ映画。人気牧師アレックス・ケンドリックが監督を務める宗教ドラマ第4弾。仕事に忙しく、より良い父になる必要を感じている4人の警官とヒスパニック系の大工の男性が繰り広げる、ドキドキする、おかしくて、心に訴える、ストーリー。同じく日本では劇場公開されずビデオスルー。

 

『ウッドローン~真実の物語~(仮)』(原題:Woodlawn)

2015年のアメリカ映画。NFL(National Football League)はアメリカのプロアメリカンフットボールリーグ。その名ランニングバック、トニー・ネイサンの半生を映画化した宗教映画。1973年黒人差別の最も激しかったアラバマ州。もと白人高校のウッドローン高校のアメリカン・フットボール部に、黒人選手も入学を許され、フットボール部にも入部してくるが、彼らを差別し、いじめる白人選手と黒人選手の間に融和はなく試合は連敗。数々の実績を引っ提げて新しく赴任したベテラン監督にも打つ手はない。だが、トニーらクリスチャンの黒人選手たちが、いじめる白人選手たちを赦し、祈りを持って立ち上がった時、奇跡は起こった…。ショーン・アスティン、ジョン・ボイトらが出演。メガホンをとったのはアンドルー&ジョンのアーウィン兄弟。

 

☆最新情報! ケンドリックス兄弟の最新第5作『祈りのちから』(原題War Room)が、この5月に、彼らのシリーズでは初めて劇場公開されます。この映画と、『ウッドローン』の予告編に字幕を入れていますので、参考にご覧ください。

https://youtu.be/pqzgXHooRo4 https://youtu.be/8NuXNsYz_JI

 

 

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