2016年フィリピンISB報告(国際本部報告)
2016.02.222016年2月12日 国際ギデオン協会 報告より
※ ISBとは(International Scripture Blitz)国際共働聖書贈呈 :
自分の財力で聖書を購入することが出来ない国々において、定期的に計画されています。いくつかの国々から選ばれたギデオンが共に集まってチームを作り、国際的な都市でたくさんの数の聖書を贈呈しようとする現地のギデオンを助けます。
▲写真:2016年のフィリピンISBの期間中、キリストを救い主として受け入れるために祈った後、その若い女学生は、もらったばかりのギデオン聖書の中にある「キリストを救い主として受け入れる私の決意」の欄に署名をしました。
国際ギデオン協会(オーストラリア、イギリス、フィンランド、ドイツ、日本、中華民国、南アフリカと米国からの国際ギデオン協会の国際的チーム)とフィリピンのギデオン会員は、2016年1月に、のフィリピン国際共働聖書贈呈(ISB:International Scripture Blitz)を行いました。
2週間で神のみ言葉150万冊の聖書贈呈を目標に掲げ、チームメンバーは、主の御業がどのように顕わされるのかという期待に胸を躍らせていました。
私たちがどのくらいの数の聖書を贈呈することができるか、ということよりもむしろ、私たちがどのくらいの魂に触れることができるかを大切にしよう、ということに皆同意していました。チームの副リーダー(ジェフ・オードレン、ナッシュビル)は語ります。
神様が語られた時
Lolomboy National High Schoolで40の教室に聖書を贈呈した後に、ギデオン会員は次の教室に入りました。その教室には、18人の聴覚障害をもつ学生がいました。
ジョン・ウォルド(サウスダコタ)は学生の前に立ち、「神様の救いのご計画」について話し、先生が手話で通訳してくださいました。聖霊様が働かれました。メッセージの後、イエス・キリストを救い主として受け入れたいなら彼と一緒に祈るようジョンは告げました。祈りが終わると、彼は、祈った人は手を挙げるように言いました。すると18人の全ての学生は手を上げました。そして、彼らの多くが微笑んで、彼らの唇または手話で「ありがとう」と伝えたのです。
ランチタイムの福音リバイバル
▲写真:学生たちは、ギデオンが話す神様の救いの計画をお昼休みの間、一生懸命聞きました。
ギデオン会員が、地元(Mabalacat市)のレストランで昼食をとっていました。その日の朝ギデオンが贈呈した新約聖書を読んでいる学生たちのグループがいるのに気付きました。ギデオン会員の一人が学生に歩み寄り、彼らが読んでいる内容を理解しているかどうか尋ねました。ダリ―という名の少年が少しわからないところがあることを認めました。この会話を通して、学生たちの命のために供えられた神様の究極のご計画を理解することとなりました。
ギデオン会員は彼らに、罪のゆえに人は神様との関係を壊してしまっていること、神様との関係の回復が必要であることを話しました。学生たちは、自分たちの罪のために、イエス様が犠牲になってくださったということを、聞き、読み、とても興奮しました。ギデオン会員はイエス・キリストを救主として受け入れる祈りを一人ひとりがすることが出来ることを伝えました。
彼らは全員、神様の赦しと救いを受け入れる祈りを捧げました。
それから短くデボーションの時を持ち、ギデオン会員は彼らに、他の人々に福音を伝えるように言いました。
すべての人々に神様のみ言葉を主に栄光
▲写真:このバイクのサイドカーには、タガログ語の聖書がいっぱいに積み込まれています。これは、フィリピンISBにおいて、ギデオン会員が聖書を運ぶ方法の一例です。
2週間の間で、ギデオン会員と夫人会員は、学生、ウェイター、ウェイトレス、先生、校長先生、販売員、そして沢山の歩行者が、イエス・キリストを救い主として受け入れている姿を見ました。
国際ギデオン協会チームのリーダーである、チャールズ・ワレン兄は、神様がいかにこの国際共働聖書贈呈に祝福を下さっているか、感動させられました。「私たちのチームは、『…目を上げて畑を見るがよい。色づいて刈り入れを待っている。・・・』(ヨハネ4:35)のみ言葉を頂いて活動しました。畑は既に色づいている、そして神様は刈り入れを祝福して下さったのです。」
▲写真:ギデオン会員が神様の救いの計画を説明している。(フィリピンISB)
フィリピンの国際ギデオン協会の支部は、1953年に初めて組織されました。そして今日、2、300名のギデオン会員と、500名の夫人会員がいます。
この2016年の国際共働聖書贈呈前までに、6830万冊以上の聖書が国際ギデオン協会によって世界に贈呈されてきました。
会員の皆さん、牧師、教会、資金を提供して下さった皆様、そして誠実な祈りと援助を下さった多くの皆様に感謝します。
また、この聖書贈呈のためにご自身の時間と財を捧げて参加して下さった会員の皆さんに感謝します。
何にもまして、私たちは神様に感謝します。フィリピンISBを通して成し遂げて下さったすべてのことの栄光を主にお帰しします。
我々は、なんと素晴らしく力強い神に仕えているのでしょうか。
どうぞお祈り下さい。神様が引き続いてこのフィリピンISBで聖書を受け取った方の心に働いて下さるように。