マラウィISB報告(2016年9月24日~10月1日)
2016.12.09*International Scripture Blitz : ISB=国際共働聖書贈呈とは?
ギデオン会員が自分の財力で聖書を購入することができない国々において、定期的に計画されている聖書贈呈活動のこと。いくつかの国々から選ばれたギデオンが共に集まってチームを作り、各国の都市でたくさんの数の聖書を贈呈しようとする現地のギデオンを助けます。
国際ギデオン協会(米国、日本からの国際ギデオン協会のチーム)とマラウィのギデオン会員は、2016年9月にマラウィ国際共働聖書贈呈を行いました。日本からはギデオン会員T兄が参加しました。
<参加報告から>
一週間で20万冊の聖書贈呈を目標に掲げ、チームメンバー8人は、期待に胸を躍らせました。
マラウィ共和国はアフリカ大陸の東南部にあり、人口は1700万人、面積は北海道と九州を合わせたくらいの国で、南北に長く、国土の五分の一をマラウィ湖が占めています。1964年にイギリスから独立、公用語はチュワ語、英語です。今回は、サリマの北部100㎞圏内一帯の学校を訪問しました。
子供たちは大喜びで集まり姿勢を少し低くし、感謝の意を表して聖書を受け取ってくれて、感激しました。
この贈呈期間中、聖書を受け取らなかった子供が一人もいなかったのが驚きでした。
「毎日、大切な聖書を読むことを約束してくれますか?」と聞くと、全員が手を挙げてくれました。イエス様を個人的な救い主であると告白した人は、聖書の最後の頁に自分の名前と日付を書くよう勧めると、多くの子供が「イエス」と言いました。
校長先生にも、先生方にも、欠席の子供たちの分も聖書を贈呈しました。
子供たちの半数以上が裸足ですが、本当に素直で目がキラキラと輝いていました。この子供たちが主にしっかりとつながり成長し、祝福の人生を送れますように、と祈りました。
学校の他に、警察、刑務所、病院、ホテルなどに贈呈を行いました。最終日には、宿泊したホテルへ聖書贈呈を行いました。従業員は50人以上が参加し聖書を受け取ってくれました。
ギデオン会員の皆さん、牧師先生、教会、資金を提供してくださった皆様、そして誠実な祈りと援助をくださった多くの皆様に感謝します。
聖書を受け取った方々の心に、神様が引き続いて働いてくださいますようにお祈りください。