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鉄格子の中にもたらされた自由

2017.06.09

-警察署での個人伝道・ドミニカ共和国から-

 014

2017年3月16日、ドミニカ共和国のギデオン会員は警察署で聖書贈呈を行いました。

一人ひとりの署員に新約聖書を渡した後、ギデオンは拘置されている人々に聖書を贈呈して話しをする許可が与えられました。

しかしそこにはたった一人の収容者がいるだけでした。そしてギデオン会員が警察署員に聖書を手渡しているのを、好奇心をもって眺めていたのです。

ギデオンが彼に近づくと、自分はカルロスだと名乗りました。そして、聖書が欲しいと求めてきたのです。

そのギデオン会員はこの若い収容者のことは何も知りませんでした。しかし詩篇第27篇が心に示され、聖書を開いてカルロスのために読みました。

聞いてください。主よ。私の呼ぶこの声を。私をあわれみ、私に答えてください。

あなたに代わって、私の心は申します。「わたしの顔を、慕い求めよ」と。主よ。あなたの御顔を私は慕い求めます。

私の父、私の母が、私を見捨てるときは、主が私を取り上げてくださる。

(詩篇27:7,8,10)

ギデオンは、聖書の言葉が彼の心にふれたように思いました。そしてカルロスが語った身の上話に驚いてしまったのです。

少しの沈黙の後、カルロスは自分が幼かったころのことを語り始めました。

たった2才のとき、彼は父親を失いました。

そのあと間もなく、母親は彼を捨てました。

こうしてこの青年は家族の愛や躾、そして社会から受け入れられることを経験せずに育ちました。

現在彼は18歳であり、鉄格子の中に入れられ、窮地に陥って、非常に落胆していたのです。

詩篇の一節はカルロスに感動を与えました。

彼の過去に一切関係なく、父親が息子を愛するように、神は彼を受け入れて、彼を愛していることを確信したからです。

立ち会ったギデオン会員は次のように証ししています。

「力強い神の言葉によってカルロスの心は砕かれました。神の救いの計画を聞いたとき、彼はキリストを自分の救い主として受け入れました。」

「純粋で嘘のない瞬間でした。この青年の人生は変わりました。彼はこれからも様々な人生のトラブルに直面するかもしれません。しかし、今や究極の平安を手に入れたのです。私たちの神は、なんと素晴らしいお方でしょう。」

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